県議会の役割
私たちの住む岐阜県を、より良くするための大切な仕事は、みんなで決めて、みんなで行うのが一番良いのですが、すべての人が集まって話し合うことはできません。
そこで知事と県議会議員を選挙で選び、その人たちが県民に代わって集まり、県の仕事を進めるうえでの大切な事がら話し合って決めて、みんなの願いを実現しようとしています。
その話し合いが行われる大切な機関が、県議会です。
議会の議員
岐阜県を26の選挙区に分けて、県民の代表としてそれぞれの選挙区から議員を選挙で選びます。
議員の任期は4年で、条例で46人としています。
県議会の仕事
- 議決…予算、条例、金額の多い契約、決算の認定など県の仕事の重要な事項を決定します。
※決算の認定…県のお金がきちんと使われたかどうか調べます。 - 調査と検査…県の仕事が議会で決めたとおり、正しく行われているかを調べます。
- 意見書の提出…県議会だけでは解決できない問題について、意見や要望をまとめた意見書を提出して国などの協力を求めます。
- 請願・陳情の審査…請願・陳情をよく審査して、県民の声が県の仕事に反映されるように努めます。
県議会のしくみ
本会議
- 定例会…年に4回開かれます。(2月・6月・9月・12月)
- 臨時会…必要な時、開かれます。(5月)
常任委員会
県の仕事を6つの分野に分けて担当し、本会議から送られてきた議案などを審査します。
2020年度、私は企画経済委員会に所属しています。
議案
知事から予算案や条例などが提案されます。
本会議
議員全員で話し合う会議です。
知事や議員から県の仕事について提案があり、議員が質問します。
常任委員会
本会議で決める前に、専門的に詳しく話し合う会議です。
本会議
常任委員会での話し合いの結果を聞き、
議案について賛成か反対か、議会の意見を決めます。
可決した議案
県が計画に従って実行します。
「ようこそ岐阜県議会へ」より
(平成26年事務局作成)
議員の仕事
1.議会での仕事
上述の県議会の仕事のほかに、所属する常任委員会や特別委員会での活動や、所属する会派(県民クラブ)での勉強会や打ち合わせがあります。
議会での一般質問は順番で、年に2回行います。一般質問は30分、代表質問は60分の持ち時間があります。30分で9000字、400字詰め原稿用紙20枚の原稿を書きます。(60分だと40枚)原稿を書く前には、質問したい内容について執行部からの聞き取り調査も必要で、30分程度で終わることもあれば、何度も聞き取りを行うこともあります。
2.地域での仕事
県民相談への対応、地元行事への参加、支援団体との意見交換や情報交換、定期的な会合など。意外にも相談対応でない面会時に、課題解決のヒントをもらうことがあります。
3.政策研究・研修
他の自治体の先進事例や、分野ごとの課題を勉強する機会を積極的に作っています。個人的な関心に基づいた調査はもちろん、有志による勉強会、政党の女性グループ、地域での講演会などに参加しています。
4.政党での仕事
国民民主党に所属しています。岐阜県連では幹事長をしているため、党本部での会議や県連での会議、街頭活動なども行っています。
5.事務的な仕事
郵便物のチェック。かなり時間がかかります。行事へのご案内などをできるだけ多くの方とお会いする機会を作りたくて、キチキチにスケジュールに入れてしまうので、いつもバタバタ移動しています。
また、県政報告をする機会や、研修会で講師の依頼を受けたり、機関紙に寄稿することもあり、その準備をする時間も必要です。なにしろ文章を書くのが苦手なので時間がかかります。
6.情報発信
FacebookやLINEで、ほとんど毎日情報発信をしています。
岐阜県の事、地域の事、議会の事、仕事だけでなくプライベートな時間についても発信しています。身近な存在であることをひとりでも多くの方にしってもらうために「丸ごと野村美穂」を発信しています。
7.プライベート
地域で生活する女性として、母としての時間。この時間から得られるヒントも多く、ないがしろにできません。特に、私には美容の専門学校に通う長女(20歳)と、ハンドボール一筋の次女(高校2年生)がおり、彼女たちの声も参考になります。(※2023年10月現在)