虎の絵といえば大橋翠石

岐阜県大垣市新町で生まれた日本画家・大橋翠石(1865~1945)は、日本美術史の中でも特別な存在です。明治33年のパリ万国博覧会で日本人画家として唯一の金メダルに輝き、4年後のセントルイス万国博覧会でも連続して金メダルを受賞した翠石は、当時、世界で最も高く評価された日本画家の一人でした。
セントルイス万国博覧会で来場者を魅了し、「その絵を一生忘れられない」とアメリカ人を感動させました。

今年の5月は大垣祭りが中止になってしまいましたが、新町の菅原山車(ヤマ)の見送りは、大橋翠石画伯の岩上猛虎之図です。
2008年岐阜県大垣市で開催された「大橋翠石-日本一の虎の画家」展以降12年ぶりの展覧会で、過去最大規模の回顧展として開催されます。

新町で生まれ育った私としては、みなさんにはぜひ岐阜県美術館に足を運んでいただき、大橋翠石画伯の虎を堪能していだきたい展覧会です。

■岐阜県美術館
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/events/suiseki/

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